普段は背景とその背景に佇む女の子を中心に描いています。
作品では好きなものも嫌いなものも描いていて、嫌いだからこそ心に残ってしまうもの、交えたくないのに混じってしまうようなもの、自分の中のトラウマみたいなものが創作に繋がる原動力だったりします。
今回の個展『403 Forbidden』の核になるテーマは、
自分の世界・閉鎖空間・切り離されたもの、といったものになります。
水道橋駅付近の少し外れた裏道にあるギャラリーで、日常から・社会から・世界から 切り離された空間を ただ作品を展示するという個展で終わらず、個展自体をひとつの作品として『403 Forbidden』を作り上げていき完成を目指していく予定です。
また、今回の個展では今まで自分が創ってきたものの集大成のようなものにするつもりです。
過去から現在の作品まで、過去があってこその今の作品があるという過程も見てもらえたら嬉しいです。
ー 甲斐莉乃。